HOME > 女性の脱毛について > 女性の脱毛症の種類 > 脂漏性(しろうせい)脱毛症
脂漏性(しろうせい)脱毛症は、皮脂の過剰分泌による脱毛症。
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)を引き起こす場合もあるため、早めの対処が重要です。
皮脂は皮脂腺で作られ、皮膚の表面で汗と混ざることで皮脂幕を形成し、皮膚の表面を保湿する役割を果たしている重要なもの。保湿が十分できていないと、皮膚は弾力を失い、キズつきやすくトラブルも起こしやすくなります。脂漏性(しろうせい)脱毛症は、そんな皮脂の過剰分泌によって頭皮に炎症が起こり、脱毛がおきる症状のことを言います。乱れた食生活や、肌に合わないシャンプー剤の使用や、しっかりとしたすすぎ洗いができていない洗髪を続けるなどしていると、皮脂が過剰に分泌されるようになってしまい、毛孔が皮脂に漬かってしまい、毛孔の一番下に位置する毛乳頭も皮脂に漬かってしまし毛母細胞は大きなダメージを受け脂漏性(しろうせい)脱毛症を誘発します。さらに症状が悪化すると、脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)を引き起こすこともあるため、早めに医師の診察を受けることがポイントです。
マラセチア菌(癜風菌)はカビなどと同類の真菌の一種で、この菌が皮膚の表面に定着して増殖すると、頭部や顔面にフケ様の付着物を伴う湿疹で皮膚炎や湿疹の原因となります。